ジュネーブ

朝LyonのBest Westernホテルを出て駅までを歩く。ジュネーブまでの切符は昨日買ってある。駅でLyonの最後の買い物を済ませてホームに上がる。この駅は結構混雑している。TERが入ってくるが国際列車でも普通の快速の車両で短く相当に混雑して座るところをやっとこさ見つける。スイスの列車がすいていたのと差は大きい。人口の差なのか?
ローヌ川沿いに仏の田舎が車窓を過ぎていく。やがてエビアン方面との分岐駅で人が下りて空席が出始める。4人でパンを食べながらジュネーブに到着。ホテルWindoserに荷物を置いてレマン湖沿いを歩く。

花時計、水上バス、教会、大学をめぐる。風が小寒いくらい涼しいがそのせいで名物のジェットーは今日は休み。中心街、カルティエの本店の前の道沿いはトラムが走り高級車が並び、ジプシーと思える人が座って”エステムンド”をギターで唄う。

これが欧州の街並みだと感じるひととき。抜けるような青い空に強い陽光が街路に濃い影を作る。教会の塔に登ると街を見渡す。水上バスで対岸に渡ってバスに乗る。そこから丘に向かって国連へ向かう。ユニセフ、国連の前で写真を撮るがこの日は中に入れず。

トラムで中心街に戻りアイスを買ってモンブランを遠望する湖岸を歩く。

湖面を見ると水も澄んでいて魚が多いことがわかる。19時、まだ強い西日が残る。ジプシーのエステムンドが哀しく街路にの雑音に響くなか、4人で湖岸を歩きながら欧州の旅、家族としての5年越しの大イベントが終わっていく寂しさがしみじみする。不意に教会の鐘が時を告げてを街路に鳴り響く。5年前に比べて子供も成長した。無事に終わって良かった。それにしてもレストランのフランス語メニューには終始困惑。でも次の目標はスイスのベルニナとイタリアに5年以内。