鞍馬の青もみじ

前々から5月は鞍馬方面へ行くことにしてましたが理由はそろそろ京都市内の社寺巡りもちょっとマンネリ状態気味・・ということで。
息子の帰国も近づきましてかみさんとの古都巡りも今回にて一区切りかもしれません。
朝飛び起きて、近鉄丹波橋から京阪特急で出町柳まで行きます。「京阪特急は普通切符で乗れる・・!」初めて知りました。特急は少しゴージャスなので。学生時代は京都のかみさんの後をついていきます。出町柳駅では駅員が幕の内弁当を大声で売ってまして「買っておくか」ということで買いました。540円、この安さがちょっと・・でしたが観光地の昼食はどこも満員で苦労するリスクが常なので。
ここは山歩きの恰好したひとばっかりで叡山鉄道車内は満員です。カラフルな登山ルック、明らかに70超に見えるおばさんが「今日は山ガールしてきたでー」とゲラゲラゲラー。こういう人の会話を聞くのがちょっと楽しい。岩倉を過ぎて山峡に入りやがてもみぢのトンネル付近で電車は速度落としますが、時々窓ガラスに当たるたるもみじは青々しく「サクロンの宣伝みたいや」と時代ががったコメント。
鞍馬口で下車。駅には天狗のモニュメント。デカいです。

ケーブルカーで本堂近くまで行きそこから山歩き開始。乗り場は200mで本堂は標高400mですが風は寒いくらいです。本堂はパワースポットらしく何人かヨガのような恰好して空気を吸ってますね。

中国人家族を前にゆっくり登坂。源義経の背比べ石が頂上で、そこからは貴船神社まで急な下りです。UP、DOWNが結構足にきますが、事実後で筋肉痛になりました。この山道は甘くない。
貴船神社。更に人が多く、鞍馬というよりメインはこっちなのかも知れませんが狭い道に車と人が渋滞します。ここは縁結び神とかで若い女性に人気のようです・・オオ、1人のオニイサンもいる。
おみくじ、水に浮かべて読んでましたが外国の人が多いです。ここの参道、これぞ「あをもみじ」なんですが宣伝よろしく盛り上がってますが、まあ新緑のもみじの美しさです。

川床料理で有名な貴船、昼食でも5000円以上ですね。いやー高くてちょっと・・。奥社にて540円の幕の内弁当いただくも量を食べない我々にとって悪くない。
貴船口から出町柳まで戻り付近にある超有名な「ふたば」豆大福を購入しその向かい甘味処「いせはん」で休憩。気温は31℃で鞍馬の涼しさ嘘のよう。疲れました、足が、足が・・。
店を出て、鴨川デルタで川を渡りましたがこういうのをカモップルというらしい。この暑さで夏本番のように大勢川で遊んでます。
その後、三条へ移動し錦市場を通り坂本龍馬落命の地、近江屋跡で手を併せます。何気なくこんな歴史の地があるのが京都なんでしょう。

かみさん曰はく「この辺りも昔に比べ変わった。修学旅行生もいて観光地になってしまった」そうです。少し安っぽい観光地化はどうかと思うところです。