應聖寺行

連休になり厚木の出張からつかの間の開放。約1か月ぶりに部屋の確認とポストに溜まっている郵便の確認のため京都に車で来ました。車の維持のためにはある程度乗らないと劣化するのでこの連休中に走らせようと思う次第。この冬、実母が手術をしたこともあり久しぶりに様子を伺いに車で姫路に日帰りました。昨今、高速の渋滞もひどく車で帰るのは実に久しぶりですが、車を使うと時間の自由が効くところが良い点。ちょっと電車代よりかかるのが悪い点。墓参りなどして地元の神戸新聞を見ると新緑の寺の庭の写真が美しい。どこか?とみると福崎町、ほーここから10km以内と近いところのようです。知らんかった、こんなところがあるのか・・と物見遊山に行ってみました。
湿った空気が雨になって落ちてくる午後、應聖寺着。約1名の先客がおられるようですが静かな感じ。「関西花の寺第八番」とか書いてあるとおり確かにカキツバタ、ボタンなどが咲いてます。通常参拝は無料ですが文化財になている庭は抹茶セット込みで500円。

確か新緑の色にあふれてます。先客は座卓の上に一眼レフカメラを置いてシャッターを押してますが、新聞で見た写真も座卓表面に庭が映って幻想的な写真になっていたとわかりました。多分これが京都にでもあればブレイクしててもおかしくないですが、播磨のいなかだからこそ静かに時間が流れている。


表へ出て帰る途中、涅槃像とある。一見わかりませんがよく見ると涅槃像がつつじの衣を着ているようです。これもユニークですが残念ながらつつじはまだ咲いていない。ここは夏にかけて沙羅の花も有名だそうで、飾り気のない商売ベースに乗らない、意外性もあって印象に残る寺と思います。