ちゅうとう骨折(その5)

眠れぬ一晩を過ごしたあくる朝、ボーっと外を見ているとN先生来られ傷跡を診てもらう。朝はパンにスープ、昼はコロッケ。入院食は意外においしい。気を紛らわすため横山光輝三国志を読み続ける。病院には屋上がありそこに行ってみると5月の空が明るい。1人の患者さん、足にギプスをしている人と話をする。競馬の騎手らしく馬が倒れ骨折されたとか。今はボルトが入っているそうです。「手術はさぞ大変だったでしょう」と私。「いや、手術中よりその後の夜の痛さが大変でした」と騎手。私も眠れませんでしたが、切った後の持続する痛みに如何に耐えるか。これが問題のようです。この病院は整形外科は評判で京都府立の先生だそうです(信頼感?)。夕方、リハビリ担当T先生のリハビリが始まる。実は痛みもさることながら指先の感覚はほとんどない状態です。ギプスもはめずもうリハビリかぁ。切ったあとすぐに動かして腕の筋が早く元に戻るようにするらしいです。でも腕を伸ばすと凄く痛いです。