馬籠峠、恋路峠

晩秋を前にして今年の峠ハントもそろそろ終盤です。明日は有休にして4連休の2日目の今日は前から考えていた柿其渓谷、ここの紅葉は有名なので期待。コースは中津川役場⇒馬篭峠⇒柿其渓谷⇒恋路峠を往復、道中かなりの部分は中山道だったりします。
朝5時半にあざやかな朝日を拝みつつ高速を運転。いやに澄み切った空ですが、放射冷却だったようで中津川でなんと3℃!。タイツ+長袖+ウインドブレーカでは不十分で足が冷え冷え。風が冷たいのでゆっくりスタート。中津川の製紙工場から蒸気がもうもうと上がるのを見ながら落合へ。誰もいない落合宿場から本格的登坂に入り約50分で馬篭宿(500m)、ストレッチ休憩。8時前、ほぉーこんなところにも外人の集団が・・国際的な観光地?リュック姿は中山道歩きでしょう。5%強の道を登り切り馬篭峠805mに到達。ここはおなじみの峠です。

過去、似たようなコースで往路で足を使いすぎて帰路の馬籠峠あるいはその下の落合宿から中津川の起伏で足を着いた苦い経験からイーブンペースを守って走ります。峠から通り冷たい空気の中をダウンヒル妻籠宿、南木曽三留野宿を経由して柿其渓谷分岐に到着。450m。川を渡って恋路峠670mへの登坂に入ります。すぐに史跡らしい水道橋です。

その下の川の淵はエメラルド色。さらに高度を上げて恋路のつり橋を過ぎて急に斜度が急になります。15%くらいか、辛抱しながらペダルを回してて10分ほどで恋路峠到達。地蔵さんのある風情豊かな頂上で、意外なほど人が多く賑やかに話しています。但し、年配ばかり、名前ほどのロマンチックな雰囲気も無いコイジジ峠か・・。ただ展望は良く、中央アルプスがくっきり見えます。


写真を撮っていると、ちょうどロードが上がってきたので聞くとジモティーらしく帰りは野尻の方に下りるのはやめて来た道を帰る方がよいとのこと。羊羹3個ビタミン補給。紅葉は残念にも時期早すぎで全山燃える秋とはいきません。名物の吊り橋に寄ってから妻籠に向かいます。この吊り橋、オオーオットトットという感じでけっこう揺れます。1人で乗って何ですが・・。

さて妻籠宿、またなんと人の多さよ。数年前に比べ歩く人が異様に多く視界にはいつも外人がいます。こんなしぶい観光地にエライ人気や。

馬籠峠への登り返しでもペースキープ、ここもなんとかクリアし馬籠→落合→中津川とかえって来ました。結構歩いている人はいましたが自転車は結局恋路峠のお兄さん一人でした。寂しいですね。
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中津川市内の川上屋で栗きんとんを買いましたが、日銀総裁が目指す以上の物価高です。