さても悲しき健康診断

11月24日は連休の谷間、ここに健康診断を入れてこの4日間は岐阜で過ごします。3回連続で同じ所の半日ドックを受けて今年で4回目。健保の補助で無料になるからですがデータの継続性と連続性が重要なことも理由です。
健診に先立ち今年は期するものがある。
「あらそのお腹、またデブったんじゃない」というかみさんの辛辣な言葉を聞き流してはいても、データ上は70.8k⇒7.18k⇒72.7kとこの3年上昇傾向。まずい、デスクワークがいけないのか・・?自転車乗りにして体重増はたとえ100gでも悪です。兎に角、ことしはこの連鎖を断ち切るべく健診数週前から炭水化物を減らし、普段は走らないのに体に負荷をかけるべく週2回は5kmほど走って家のタニタ体重計ではデータ上71k台になるようにしました。「数値が全て、やればできる」準備万端で前夜から絶飲食で本番です。
当日受付で結構待たされ今日は混んでいるとかで少しイライラ。最初に検尿に血液検査、その後なぜか胃のX線に行けと言われる。ハテ、バリウムは最後じゃないの?と思う間もなくX線の部屋に入れられ係りのお兄さんが嬉しそうに発泡剤とコップ一杯くらいのバリウムを手渡します。「待てよ待てよ。体重測る前にバリウムなんぞ飲むとえらく増えるぞ。」不安と混乱に意識が乱れつつも台はせりあがって頭が下に。げっぷも我慢しつつ台の上で2回転しろと言われ慌てて1回余分に回り過ぎる。ここでメタメタになったせいか後の血圧も160-95とかで私にしては高い。「うん少々高いですが気を付けてくださいね」と女の係りの人。問題の体重測定で「私は重金属のバリウムを飲んだ」と申し出ると「大丈夫ですよ、服の分もあるので500gほど引いて計測しますから」とのこと。服は500gかも知れんがバリウムは300-400gあるんじゃないか??結果72.7k、ああ力が抜ける。
この一瞬にかけた寒い中を走ったあの数週間の努力は何だった?健診後に軽めの昼食が出され、ポワーンと釈然としない気分で窓外に寒々と雪を被った伊吹山を眺る。
私の疑問はその後も尾を引き、その次の日はポテチなど含め結構暴飲食をしたにも関わらず体重計では72.1kではありませんか!ますますもって体重測定の段取りの疑問、納得できません。
さて26日日曜日に岐阜の鵜飼ミュージアムでやっているフェスタとついでに毎年見ている夕陽丘公園の銀杏を見に行きました。鵜飼ミュージアムの前は何度も自転車で通ってますが来たのは今回初めて。目当てのマフィンは売り切れでしたが、代わりに愛知は大治のコヒー屋さんのコヒーをいただきました。グアテマラだそうでまずまず。寒暖差大きいので銀杏もまずまずの色です。