榁木峠(268m)暗峠-東(455m)

10日(日曜)は娘の自転車と部屋のカーテンレール修理のために蛍池に行くので今週は祝園滞在。9日(土曜)は夕方京都に行く以外は予定が空いているのでずーっと前から気になっていた、暗峠へお試しヒルクライムに行くことにします。ここは全国屈指の激坂で有名。
酷道308号で最大傾斜37°とか言いますが・・それは大阪側だったりするものの奈良側も普通の峠以上にに厳しい登坂道。前、車を持ってきたときに少し入口から入ってその狭さに驚き引き返したことがあります。夜で周囲が見えなかったこともありますが。今回は普段乗り用クロモリのクロスバイクで挑みますがロードに比べて重さ倍以上(18kg?)はあるので登坂が非常に苦しいものが予想されます。なので、できるだけ近道と地図を見て163号ではなく生駒市登美ヶ丘から学園前を抜けて308号に入るルートを選びました。
8:45スタートし学園前、聞いてはいましたがここは結構な住宅街です。大学横を抜けて街はずれまで行って迷いながら308号を見つけて入る。この308号はとても国道とは思えない田舎道。畦道と間違うような狭路に早くも登坂が始まり気合を入れ、追分と言うところを過ぎる。斜度もかなりあるのでてっきり暗峠の入り口と思ってましたが大間違い、やがて峠の頂上に着いてオカシイと思って見ると暗峠はまだまだ先。ここはハッキリ表示してない峠らしい。何ともトリッキーな道路ですが後にここが榁木峠268mと判明し意図せず1個の峠ゲット。何せ308号山間部は写真のような狭いコンクリート舗装が多い。

そこから急坂を下るとやっとこさ南生駒で暗峠の入り口に到着。酷道とは言ったもの、相当に狭く危ない道のようで暗示的な看板がでています。既にかなり足を使った感じですがもう11時は予想をはるかに遅い。14時には帰りたいので少し焦りながら登坂開始。入口付近の狭い住宅路地を抜けると一気に広いアスファルトになったらまた狭くなる。そこからはおなじみのコンクリートの○印路面は激坂です。両脇に住宅がありますがここで生活するのは大変じゃないか?と思っている暇もなくダンシングで登坂中に下から軽トラが来たので避けてストップ。いやー斜度がきつく途中からは乗れません。そこからは乗って下りてしつつやがて見通しがきく所で峠の頂上が近いところに来ました。最後も結構激坂で有料道路の下をくぐって石畳と茶店が見えてゴールです。ホーホー、ヘタレの私にしてよくぞです!

この峠の不思議なところは、よくまぁと言える悪路にして結構な車やバイク、自転車、歩行者の通行が多い。茶店にはサイクル女子会かカラフルなウエアの女子集団が写真撮ってますし登山姿の人も茶店にたむろしています。感心感心。危ないと思えるのが車で勢いよく通りますね。標高や路面に関しては岐阜の峠はもっと良好な峠が多いですが茶店や住宅があることはほぼ無い。車に出会うことが稀なケースもあります。
大いに寒いので茶店でぜんざい500円をすすりながらご主人のお話。
「やっぱTVニュースで勝手に宣伝してくれるからありがたいことですわ」とのこと。激坂もここまでくると商品価値大ということです。奈良の方には遠く若草山が見えます。帰り、暗峠の卵というのがあるようですが本日売り切れでした。

帰りは163号から登美ヶ丘方面へ帰りました。この道を使うのがセオリー通りなんでしょうがこの周辺一般的に起伏が多く帰路にしては苦しい道のりでした。
51.2km 3:37:39 獲得標高1035m
https://www.strava.com/activities/1307410950

10日、午前、娘のところに行く前に実に何十年ぶりに西宮の叔母のところに立ち寄る。そのついでに電車からしか見たことがない武庫川の松の植えてある土手を少し見てみる。ここは閑静な住宅街に接した河川敷に自転車道もある景色のいいところです。
梅田で娘の誕生祝いのランチをして刀根山の部屋の自転車修理、カーテンレール修理を終えて無事19時に帰着。結構疲労蓄積モードかも。年が年なので疲れは明日出ずに2日後くらいが一番どっと出る。