「さらば国分寺書店のオババ」読了

新聞は大体読むところが決まっていて、冬季オリンピックと言っても大して読むべきところなく見流していましたが、ふと見ると椎名誠の連載記事が始まり、それが結構面白かったのでデビュー作の表題の本を借りてきました。
椎名誠は何十年も前に銀河TV小説?ぽい連続ドラマで見たことを覚えています。今となっては話の筋を詳しくは思い出せませんが、何故か結構印象に残っている。この本の題からして期待して読み始めましたが、少し斜め目線と言い、アンチ制服(体制?)的な見方と言い相当面白しろく読めました。笑いをこらえるのが難しいくらいに現代の制服社会に対する風刺が効いてます。本が書かれたのは80年代だそうですが驚いたのはあのDJポリスとか言って話題になっていたのが既にそのころに存在していたということですね。そのDJ・・すら結構面白く書かれています。この本は私にとっては大当たり、ユーモアがあって割と嗜好にあってました。たまにはこういう本がストレスを解消してくれます。