若草山(342m)、石切峠(470m)、邂逅梅田にて

今週京都。

まだまだらしくない、暖かい、しかし金木犀は香っている秋です。ダートのヒルクライムでよく行く春日奥山DW(ドライブウエイ)をそのまま奈良高畑に下らずに、途中で柳生方面に抜ける石切峠を発見。早速行ってみることにします。
平日の疲労蓄積か、6時台に起きれず朝食抜きでスタート7:30はちょっと遅い。木津川土手の小屋にいる馴染み猫をパチリ、不機嫌そう。

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朝の奈良市内はまだ静かで人が少なく神秘的な感じもします。若草山下から春日の森林道に入り急なダート道は後輪スリップさせながら、もがいて頂上に着。曇りではあるが見晴らしヨロシ。ちょっとひんやりして若草山のススキも咲いて秋の風景です。

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奥山道は一旦下ってから荒木又右衛門ゆかり「首切り地蔵」までは登り返し。高円山の分岐から舗装路になりますがここからは未経験区間ですが狭い急坂、10%以上はありますね。ペダルを根性で回ししばらくして峠のピーク着。峠の見通しは悪く、続いて茶屋に到着。標高500m付近で結構涼しい。鄙びた感じの茶屋にわらび餅の看板あり。写真を撮っているとご主人とおぼしき老人こちらに歩いて来て「わらび餅おいしいでっせ」「・・・」「ヒトツドナイ?ネ、ヒトツ・・」愛想とにかく目が笑っていない。さっさとスタートし、ススキの穂と彼岸花の群落で秋らしい道をダウンヒル。ここから2つめの峠、鉢伏峠を目指すも印刷してきたライトマップルの地図通りには道が無いぞ。はて?オカシイぞと思いつつ県道80号をそのまま進むとダウンヒルになって奈良高畑に下りてしまいました。早朝と違い10時の奈良市内の気温は30度近く観光客であふれています。街路では小学校の運動会も聞こえてきます。鴻池のスタバでコーヒー休憩し祝園へ帰還。そこで問題に気付く。アホなことにSTRAVAを立ち上げてスタートしていなかった。ああ取返し付かぬ記録なし。鉢伏峠もミスして結果としては散々なライドでした。手元 48.2kmk 最高標高は470mの石切峠です。ああ不運、今年は数少ない峠ハントにしてヤレヤレ再チャレンジが必要となるとどーっと疲れる。

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夕方、天気はまだ持ちそうな曇り空。大阪で旧会社の方々と会食。待ち合わせ場所、大阪駅時の広場は鮮やかな色々花壇がありガーベラを収める。社会は狭いと感じるのは半分偶然の成り行きとは云え、私が社会人になった時に転職されて行った方に30年ぶりに会うことができました。昔とは言え同じ場所と時間を共有したことの重みを懐かしく感じます。今も現役で半導体開発をやっておられ、自身と同じ境遇であることの話も色々おもしろく話を聞かせてもらいました。また年末年始の再会を約束して終電にのりました。

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