けいはんなPiPPA使用術、「小あじ専科」

1日から本当に消費税がUPした。しかーし、祝園からのバス料金は2%ならず4%の10円UP。あれあれ?娘のとこへ行く際の阪急は20分近く乗っても220円、こっちは4km程度で270円とは!?憤慨していたところにPiPPAのチラシ。ホー、社会実験らしく自転車レンタルが始まるみたい。ホーホー、更にレンタル90分までは只。確かに、けいはんなのビルの周囲に自転車置き場が作られて同じママチャリがズラズラと置いています。整備していた人に聞くと祝園駅にもステーションができたらしい。ここは駅から80mは登るため登りは厳しく駅に向か下りはラクチン。これ、イイネということで早速登録。水曜は日中雨予報で、ローカルくるりん100円バスで出社し夕方の雨上がりはバス停で待つことも無くサイクルでの高速ダウンヒルで駅まで快適ライドでした。通常バス代は片道270円、この際貧乏人としてはPiPPA使い倒すしかない。

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娘が義父と釣りの約束をしてきました。内定を終え来年は働き始めるため、自由時間のある学生のこの時期を逃しては当分良いタイミングはないかも知れず、この土日に泊まりで出かけることになりました。義父は80歳超えるので私は運転手として参加。同じく横浜から進路の決まった甥も合流して4人で三方五湖の海に出かけました。実のところ奥さんとの結婚当初から義父から「釣りに・・釣りに・・」と言われてましたが何かと忙しく不義理が続たままでしたが、このほど初めて娘の行動の勢いに乗って実現となりました。若狭湾、美浜の早瀬という所に着いて、義父は4人分の釣り竿の準備。「小あじ専科」という釣り針と餌のオキアミを付けて岸壁から竿を入れます。狙うは小アジ。海釣りは初めてですが、まず娘の竿がクイクイとしなり竿を上げると、4匹の小アジがピチピチ跳ねています。「おーブラボー」。その後4人が次々と釣り上げていきます。「まあ、今年は小ぶりやな」と義父。それでも4時間でクーラーボックス満杯になり、義父は不満足気でしたが3名は満足。私は「コノシロ」というちょっと大きめの魚も釣り義父は「アナゴ」を釣り上げる際に糸を切られて逃がすという一幕もあり。近くにいた猫らに小アジをプレゼント。

「早瀬には猫の家族がつどいゐて港岸の釣り人後ろをうかがふ」

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(コノシロ)

神子という漁村にある宿「幸楽」までは風光明媚なレインボーライン有料道路を走る。道路は海沿いから一気に標高500mの山へ登り若狭湾と夕暮れの日本海が美しい。この道は自転車ならば結構ハードかも・・と思う。2年前のこと、義父は息子と2人で今回と同じコースを釣り旅をしていて、所々でその時の思い出のいくつかを懐かしそうに何度か繰り返す。翌日、残念にも早朝に予定されていた定置網漁は風雨で中止になりそのまま帰路へ。小アジは唐揚げ料理され丸ごと食べると香ばしくなかなか美味。釣りとは、収穫もあって結構面白いかも・・と手の感触も消えず、と言って立って座ってを繰り返したせいか足腰筋肉にズシーンと疲労に痛み続く。

「定置網 漁なき朝の白波の網戸にさぶく磯風は吹き」


「初めての海釣り記憶はひかえめに、義父への約束はたせる小浜」

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