大茂山(450m)鹿穴峠(60m)、小野坂峠(147m)花立峠(210m)、金華山DWrun

神無月、夏から週末雨が多かったがようやく晴天が続くようになってきた。めっきり湿度が低くく快適な気候が続く。空気の変化でノーマスクでサイクル&ランにでかけるようになり呼吸が楽になって、肺活量に不如意なオッサン族には大いにパフォーマンスの改善になる。車を手放した義父母の家には週一で買い物をして届けると庭には良い香りがする。80半ばとは言え移動手段を捨てる決断が良かったのか・・微妙に思うのは、このところ義父は出歩くことも少なくなって具合がよくないと言われる。
「匂蕃茉莉(バンマツリ)の香りただよふ庭のさき義父は虚ろに秋を見あげる」

10月1日(土)何故かAM4時に目が覚めて眠れずそのまま折角なので準備して6:00、久々に大茂山に向かう。小寒い空気ではあるが忠節橋を渡り西進する。富有柿の産地である本巣に入って北進しこの地方で洞と呼ばれる山間に入っていく。彼岸花が咲き残る田舎道の勾配が急になると最初の鹿穴峠を通過。ここは2度目だがこんなに足を使ったっけ?と記憶がないほどに消耗。先がおもいやられるも、金坂峠の途中で分岐して大茂山の林道に入っていく。何故か一旦下ってからの激坂登坂区間をインナーローに1枚残しギアで登り始める。延々続く坂道はマイペース登坂しさらに無線中継所へ行く鎖止めの狭い道の分岐点に到達。鎖をまたいでギアを下げて更に厳しい急勾配をスタート。前はこの道の枯れ葉でタイヤが滑った記憶があるが今回はなんとかペース走行で頂上にゴール。新型カーボンフレームバイクの効果か?意外にもすんなり登坂できた。早々に下って来た道を帰るが8時台になると通勤なのか交通量が増えて、一旦停止そのまま出てくる車など危ないケースもあって一般道路は用心が必要。
52.84km 2:51:25 18.51k/h 57.2k/max 獲得699m
https://strava.app.link/cIAv9byexub

(大茂山)

10月8日(土)3連休の初日、大野町から谷汲に抜ける小野坂峠という小さな峠があることを教えてもらったので獲りに行く。地図を見ても大した峠ではなさそうに見えるので大谷スカイラインの花立峠の南斜面を経由していくことにする。朝6:00スタート。本巣から更に西進して大谷スカイライン入口を探し当てる。登り始めはフロントインナー34Tのリア21、途中で23に切り替えながら登坂し難なくゴール、南斜面の方が緩やかな印象を持った。その後谷汲側に下って左折し小野坂峠にかかるが北側からは大した坂でもなく頂上のトンネルに入る。むしろ南側のS字のヘアピンカーブが連なる斜面の方がヒルクライムとしてはメインと思われる。いずれにしても里山の生活道路クラスで標高も高くはない。ここも車の多い303号を追い風を背にして高速で帰ってくる。
51.62km 2:29:29 20.7k/h 42.3k/max 獲得384m
https://strava.app.link/1NfAiBPIxub

(花立峠)

10月15日(土)活動トラッキングアプリの機能にLocalLegendというタイトルがあり誰かが登録した金華山DWランの柏の杜公園~水道山までの区間において私は秋口からLocalLegendということになっている。90日間で最多エフォートという意味らしい。無意識とは言え獲得していた、たわいないアプリ上のタイトルにしかないが、ここはエフォート上積みのために今週はrunを選択する。暁前の6:00スタート。暑さと湿度が無い分走りやすくなったと実感。柏の杜公園でJRの看板を発見する。今日はJR東海がやっているさわやかウヲーキングの日らしく、このトレッキング道を水道山まで登るようでオリエンテーリングのように木に看板が設置されている。水道山の駐車場はスルーし難なく展望台まで到着。展望台は無人だったが先客がいることに気づく。狭い展望台には唯一の入口があるが、この先客は私が入口に立っていることに気づくや慌て始めたのかせせこましく左右に往復を始める。その様子を楽しく見つつ遠くの伊吹山に視線を移した時に「キィーッ」という鳴き声とガサガサと何かが雑木林に落ちる音とともに、哀れリスの姿は無くなった。投身しても落命するほどの高さでもないと信じる。その後帰宅。LocalLegendタイムも自分としては良好な結果に満足。シャワー時に右目が大規模に出血していることに気が付く。来月、眼科での術後の定期診察を受けることになっているがそれは左目のほうなのだけれど、調べると結膜下出血らしく大事でもなさそう。
10.32km 1:27:22 8:27/km 獲得157m
https://strava.app.link/QdPZ89QIxub
「ドレインを覗けば映るわれの影 ボロンボロンと風は揺さぶる」

金華山展望台より逆の山影)

試作品の年内サンプルUPのため月末にはデータをFABに出す予定で、デザインレビューは来週と決まり最後の山場が近づく。カリカリ在宅勤務に困ることの一つは戸外の騒音。東方の10kmくらいにある各務原基地から飛び立った自衛隊機が頭上を通るときはオンライン会議が聞こえん。また付近の工事や庭木の剪定作業の機械音も二重ガラスの中に容赦なく入ってくる。朝晩には救急車が多いのに対して昼間に増えてきたのはパトカーのサイレン。いたって静かな住宅街だけにサイレンの音に続く「そこのぉー、○✖止まりなさーい!!」は非常に大きい。一方通行の路地で違反の車がよく捕まるようで多いときは日に2回くらい発生する。税収が不足するときは交通取り締まりが執拗で頻繁になるとか、都市伝説を聞いたことがある。静寂を破る大音量に何事と窓を開けて覗くと気の毒にも打ちひしがれたドライバーの横に警官が二人立って事務的な話をされている。パトカーは路地の隅に姿を隠しているのを見かけるので、これに限らず交通ルールは守らねば懐も寒い秋になってしまう。

リスキリングという言葉をよく目にする。パフォーマンスの低下した中年の生産性の向上やDX化を進めるための対処療法として語られることが多いようだ。年齢的にも対象範囲に入っているので自然と意識が吸い寄せられ、対処方法とは云々・・記事を読む。DXが全てとは思えないがハテ、どういうレベルが問題なのか?予防策や解決策は?と見ても短く書かれた新聞程度には極端な事例が多くピント来ない。抽象的ではない実務レベルでスクリプトとかいう類の専門的なプログラムを作成して大量のデータ処理などこなせている間はまだマシなのかぁ??霧は晴れない。そもそもプログラムというヤツがアルファベットを基準にした言語を使うことからして和言葉の日本人には不利だと思う次第。例えば”if, else,go to, set, source, awk, ・・続く変数などなど(日本語ならマシ?)自らの経験では講習で基本が理解できても実務使用するファイルと言えばスクロールで延々と続き一見では理解できず、まして修正やデバッグ作業をやるにはそこそこ実務経験が必要に思う。大手の会社で内部でDX教育をやると書いてあるが一体どういうレベルを目指してのことなのか?自らの身の置き所ふくめぼんやり秋のすきま風は寒い。ましてこれまで文系職種と言われている場所でやるというのは記事が言うほど簡単でない気がする。
「生きるのが上手くならぬと思いつつ還暦に向かう慣性運動」