ride:大茂山峠(59.6km)、九頭師坂峠(55.0km)、LNGプラント見学旅、森永卓郎氏「生き抜く技術」読了

5月末、奥さん誕生日月間イベント第二弾として娘殿と2人で台湾の旅に出発する。前から「タイワン、タイワン」と野心を温めていたが娘殿と行くことになった。期間中天気は良かったようでポツポツと中華大乗仏教的建築の写真が送られてくる。私は数回出張でしか行ったことはなく詳しい観光地は知らないがジブリのモチーフにもなった九分というところは行ってみたいと思った。25日夜に帰国。パイナップルケーキと高山烏龍茶のお土産を確認。特に私が頼んでいた多種の高山烏龍茶を味わうのが楽しみになる。

(お土産一連、亀の甲羅と右下パイナップルケーキが最良)

5月24日、午からは雨予報なので午前中が勝負と早朝から大茂山rideに出発。6:10にスタート、どんよりした雲の下忠節橋から北上し板屋川堤防から県道74号を北上する。鹿穴峠をこなし金坂峠の頂上付近で大茂山林道に左折する。ウエアが長タイツは暑すぎて失敗、林道入口からの急登で汗が噴き出す。俯き加減で必死にペダルを回して尾根に達すると枝道になっている頂上への激坂に気がつかず見逃してしまう。改めて戻って頂上へアタック。以前よりは労せず登れるようになってきた。下りの山道々に馬酔木の木が小花を降らせて白い絨毯になっている。暗い杉林は湿っぽく梅雨の季節を感じる。木知原から再び鹿穴峠に戻りダウンヒルで帰りを急ぐ。イオンモールのマーサが見えてきたところでポツポツ冷たいものが降り始め少々濡れて帰宅。
61.47km 3:15:43 18.8k/h 55.2kmax 獲得935m

(馬酔木の落花)
5月31日、九頭師坂峠ラステン洞戸の周回rideに出かける。毎年1回は九頭師坂に行っている。半袖半パンにレギンスとアームカバー。朝5:53にスタート、長良橋から高富街道を北上。椎倉坂峠を登って右折し九頭師坂峠へ向かう。九頭師坂に入って最初が急登で全体としては2km弱で平均斜度9.8%らしいが、中間に休めるところが出てくるので助かる。頂上のトンネルを過ぎて洞戸に下り国道256号を左折、ラステン洞戸に登る。ここも無難に超えて佐野坂から下る。一帯の水が張られた水田には早苗が植えられ美しい、目下の米不足につき、さてさて今年の米作はどうか?9時過ぎに無事帰宅。
56.22km 2:48:34 20.0k/h 52.1kmax 獲得509m

若干の安定株主になっていた某エネルギー会社の株主優待に「抽選で自社LNGプラント見学」がある。優待は他にクオカード提供というのもあるが断然巨大プラントを近くに見たいと憧れからスマホに心を込めてポチリと応募していたが、「ああ悲し・・」スカ続き。なんともやなぁ・・世にLNGプラントを見たいと言う人は一定以上おられるようだ。こらぁ運気もパットせんワシには縁がないわと半ば諦めの境地、惰性で応募していた。そんな4月の末に当選mailが来て天に昇る気分になってこのかた、上半期最大の楽しみになる。プラス奥さん誕生日月間最後を飾るイベントとして新潟の直江津まで行くのでついでに黒部の宇奈月温泉で一泊して観光を兼ねることにする。6月初旬の当日、朝5時に起きて名古屋に向かう。運よく晴れ予想で天候は問題無し。特急しなの1号で信州の山谷峡谷風景をぬいながら3時間で長野駅に下り立つ。北陸新幹線は初めて乗車、新しい車両の「はくたか」は乗り心地良く上越妙高に10:40着。駅には会社の方が要所に立ってアテンドしていただきチェックアウトしてバスに乗り込む。バスは40人弱、早々に出発する。左に上越市街と残雪の妙高山を見ながら田植えの終わった上越の田園の中を一路直江津に向かって走る。松林が見えた海岸の近く「松風園」で和の駐昼食。他の株主さんを見てみると老若男女にばらけていて、下は幼少の子供さんや小学生くらいの方も、平日でも後学のためか親子で参加されている。この頃から社会学習かぁ、いいもんだなぁと思いつつ食事。時間が押しているのかスケジュールより早くスタートしやがて湾の向こうに大きなLNGタンクが見えてきくる。隣接も広大な電力やエネルギー会社らしく荒涼とした風景と言えなくもない。敷地に入り事務棟の広い会議室で挨拶やサイト説明を一通り聞く。机上には説明パンフとお土産としてのノベルティグッズが置かれていてフムフム期待していた優待的気分が湧いてくる。エネルギー施設として安全のためヘルメットとゴーグルが渡されて構内用のバスに乗って見学開始。兎に角スケールが大きいLNGタンクは3つ。ガスタンク、幼少時に見た人形劇「サンダーバード」のオープニングでガスタンクが爆発するのを見てこの手の施設は案外危ぶない、いかに爆発が恐ろしいか・・恐れを抱いた記憶がある。フェイルセーフ設計で爆発しないよう運用され理論上安全とは理解しているが改めて畏怖の念をもって巨大タンクを見上げる。旅客機機3機重ねて収まるサイズらしくここでは外に出て写真が撮影できた。その後ローディングアームなど見学し一旦事務棟に戻り制御室やパイプラインの説明を受ける。豪州ガス田から11日くらいかかるLNG輸送船の姿は今は無くて残念だが、そもそもこの見学の当たる確率は%未満だそうでなかなか見れない重要エネルギー施設見学に満足感あり。一連が終わり15時にクローズ挨拶のあとお土産のおせんべいを頂戴し見送りに感謝、手を振ってサイトを後にする。

「白妙の妙高山を遠く見てLNGの基地しづもれる」

「パイプライン1500キロにガス充たす日々の暮らしにあるものとして」

(残雪の山遠望)

上越妙高から再び新幹線を使い富山地方鉄道宇奈月温泉に着いたのは17:40、駅近くの延對寺荘に宿泊。部屋からは黒部川の急流が見える。泉源93℃の弱アルカリの温泉に浸かって昼間の疲れをとる。富山だけあって夕食にしらえびのおつくりが出たが聞けば能登地震以来不漁で貴重なものらしい。

(しらえび右上)
翌日、関西電力のトロッコ電車で猫又駅まで行って折り返す。ここも地震で崩れて欅平までは通行止め。朝の宇奈月駅は団体ツアーでごった返していたがなんとか9:00の便の席を確保できた。周囲は**ツーリズムや会社の懇親旅行の団体の方ようだった。木々の青い深い峡谷をトロッコは進み黒部川の急流を電源として利用するダム湖が次々現れて湖面はエメラルドグリーンの色。確かスイスのブリエンツ湖もそうだったように記憶するがこれはミネラルの影響があるらしい。約2時間のトロッコ電車は奥さんも満足していたが糸魚川の海岸で翡翠の石を採取したいと言っていたが今回は時間は無い。宇奈月を発ち富山へは地方鉄道に乗る。ここは全国の私鉄車両のお古を使っているようで元西武の特急車両に乗り込むと意外とゴージャス。乗り鉄派には垂涎の鉄道かもしれない。魚津で元JRに乗り換えて富山へ移動し昼食は駅に近い寿司屋に入る。あちこちの寿司屋は混んではいたが富山だからと言っても安くはない。そのあと環水公園という運河の公園を回ったがそれほどの驚きは無し。17:14の特急飛騨20号で高山本線で岐阜に向かう。道中、美しい水田の中に大きな化学工場が出て来たのにはびっくりしたがやがて夕日が沈み夜汽車となって無事岐阜に20:40着、移動時間が長く疲れ多し。全体として十分満足な旅になったが2日間を中央線、新幹線、高山本線の特急に乗ったこともあって兎に角運賃が寂しき懐を直撃。富山地方鉄道にも距離の割には結構支払ったが「乗り鉄趣味」のコストとの戦いはシビアなものがあると感じた。

「幾重にもダムを過ぎたり真緑の黒部の川の流れは速く」
「キャニオンと呼ばし流れは放たれて黒部の田圃を鏡にかえる」

(トロッコ宇奈月駅

 

狭軌電気機関車

(古城のような発電所

富山地方鉄道

富山駅そば)

(ひだ新型ハイブリッドディーゼル車)

少し前に森永卓郎氏「生き抜く技術」を読了。このところ立て続けに何冊目かの氏の本を読んでいる。氏の主張の大方は理解した上で読んだので違和感や驚きはない。お金と仕事と人生の3種のカテゴリーに分けて書き残しておきたいことが具体的エピソードを交えて独自の視点から述べられている。その点で経歴や人生観によって好き嫌いや、これはどうか?森永さんだから出来たと思われる点もある。ある意味上手に生きていく上での心の持ち方のヒントと言い換えることもできるか・・。

・お金を持つことで自分の自由や信条を曲げずに生きれるということ⇒その通りと思う。
・トカイナカを推奨されている⇒元々岐阜市はそのもの、トカイナカ。
・夢を持つだけでは実現しない、タスクとしてすぐに実行すべし⇒そうだと思う。
・ブルシットジョブを続けるなという指摘⇒どこまでがブルシットジョブ?ひょっとして半導体開発はゲームやネットにAIなどどブルシットジョブの半分くらいは片棒担いでいるかも知れないと思ったりする。
・「悠々自適」は死語?になっているかも⇒やっとこさ還暦越えた身としては寂しいことではないか?と思う。