ride:洲原ひまわり往復(85.7km)膝付坂周回(51.0km)、耐酷暑、永田和宏氏「人生の後半にこそ読みたい秀歌」読了

7月中旬からの岐阜は38℃前後の猛暑日連発。雷雨も無い。朝5時台の散歩ではやや涼しいが日暮れた後の散歩ではぬるま湯のような暑さを歩く。うー今年は例年に増して暑いのでは・・。朝は5時台とは思えないくらいにジャンジャンとうるさく蝉のスタートは早い。仕事も早く7時台からスタートし夕方は西日残る暑い18時頃まで。エアコン効果を最大化するため窓を通して赤外から紫外まで光と言う光と輻射熱を遮るために各部屋全て遮光カーテンで覆いとにかく断熱を強化する。まあ、コンクリート構造体が持つ熱は避けられないがやむを得ず、部屋として雰囲気は暗く気分も沈むので時々はカーテンの隙間から外の様子や溢れる光を見る穴モグラの生活。水分補給は台湾土産の阿里山烏龍茶を冷やして少々強い香りでスキットさせて甚だストレスフルなスタイルを紛らわす。疲れたら耳に優しいビルエバンスなどピアノ曲をサラリと流して冷静に、またある時はボブジェームスの曲で明るく気分転換し設計業務に支障のないように工夫をする。猛暑日に宅配便が来ると担当の方も汗だく、気は心、冷やしたお茶パックを漏れなくお渡しする。いやはや殺人的な暑さで忍耐を試されている気がする。駅で昼食を取った後、SNSでも流行っているらしいかき氷を久々に食ってみるかとwebで調べて名鉄駅付近にあるかき氷屋で一服するも店を出るとすぐに暑くなった。値段そこそこのオーソドックスタイプ。

「冷夏とふ言葉の響きはなつかしくかき氷を食う頭は痛い」

(叶屋)

7月19日(土)洲原ひまわりの里で向日葵が夏らしく咲いているとまたまたニュースで見て自転車rideに出かける。洲原は美濃市の奥なので少々遠いが峠の一つくらいは越したいので千本桜の坂の峠を越えていく。早朝5:50スタート、長良川左岸を通って北野ファミリーパークから坂の峠を登って、武芸川に下って一路美濃市に向かう。武芸川と長良川合流地点で道を間違えてロス15分。そもそも暑い上にミスが重なり焦って汗だくになる。正しい道に戻り旧郡上街道を走ってやがてひまわりの里に到着。人、家族連れがいる。肝心の向日葵は全開でもなく咲いてない所もある。おやおや・・スケールも想像より小さく少々ガッカリ。45kmも走ってこれかぁ。時計は8時を回っている。時間が押しているので早々にスタートする。帰路は時間短縮のため峠はやめて川沿いをひたすら30k/hのペースで走るとこれがそれなりに早くて10時前に帰着できた。種類は多かったが向日葵畑としては大垣の休耕田の方がスケール感があると思われた。
85.69km 3:34:49 23.9k/h 46.4kmax 獲得353m

金華山前)

(背比べ)

(美濃橋キャンプ多し)

8月2日(土)膝付坂、はじかみ林道周回rideに出る。webで膝付坂という何やら意味あり気な名前の峠を見つける。灯台下暗しで繰り返し通った伊自良街道から分岐したすぐ近くにあるらしいので確認に行ってみる。6:00にスタート。伊自良街道の越切断層の看板を右折して集落の中の細い道から森の中へ登坂を開始。道は分かり易くない。max10%くらいなのか、鬱蒼とした雑木の中の斜面をひたすら登っていく。良くないことに嫌なメマトイのアブが多数出現し忍耐を強いられる。やっと着いた峠のピークは全く見通しは無い。下る途中でゴルフ場が見え隠れしたが風景的には良くない印象だった。下った先が大桑なので大桑城のはじかみ林道の表側を登坂する。8時に近く日差しは強くここにもメマトイ、この鬱陶しい虫に精神までやられる。頂上に着いて休憩しているとおじさんローディーが登って来たので「この道武芸川側には下りれますか?」と聞くと6月から開通したと聞く。時間の関係で元の道を下って高富街道を帰っていく。高富に入って早々、珍しい無人のメダカ掬い店を発見。ちょっと覗いてみると本当に数種のメダカが泳いでいた。暑い中9時過ぎに帰り着く。
50.99km 2:38:27 19.3k/h 43.6kmax 獲得585m

(膝付坂ピーク)

(めだかすくい50円)

7月終盤まで連続猛暑に雨も極端に少ない。今年のツール仏はUAEのタディポガチャルの圧勝。ポガチャルファンには満足だったかもしれないが・・強すぎる。

岐阜柳ケ瀬高島屋が閉店して1年になる。手土産の購入は駅の川上屋か近所にある松福あられとなんとか済ませているが良いもの買うためにあちこち回る手間がいる。その後の柳ケ瀬には散髪で月1回行くが雰囲気に賑わいがあるとは言いにくい。その柳ケ瀬の同じビルにあるジムに6月から自らのウエイト制御と健康維持で週一ペースで平日夜に行き始めた。リモートワークではどうしても運動不足は否めない。駒ネズミのように同じところを走り続けるのは本来趣味に合わないが案外続けられている。まあ、止めても入会金などコストの痛手が少なく、家からママチャリで約15分の近さと気安さもあった。休むと体が鈍るような感じがして仕事後の高校部活的なノリで続けている。ふと人気無い柳ケ瀬アーケードを見ると長大なアーケードのシャッター通りの利用法としてアンツーカーを敷き陸上競技の猛暑&雨除けの練習場に開放してはどうかと通りながら思ったりする。

柳ケ瀬のみならず近所の加納界隈でも空き家が増え解体工事もチラホラ目立つ。昔の割と大きな木造家屋に住人がいないと傷みや劣化が早く外目に目立ち始める。足が不自由になった義母も施設に入ってから奥さんの実家も空き家に近いので時々家を見て手入れをして帰る。意識のしっかりしている間に徐々に整理せざるを得ないので暑い最中でも義父母の不用品の整理を進めているが量が半端ない。改めて見上げると三階建ての階段の上り下りなど老人にとって住むには不向きとしか言えない。昭和のある時期のブームのような物持ちの多さには圧倒されてしまう。いやいや購入時はさぞ高価だったように思うのだが。この手の作業を相談した業者の方曰はく、岐阜駅に比較的近い校区でも最近同じように整理されている家は増えているとの話。自身の子らも巣立って離れている以上、同じような事態を後々想定しておく必要があると奥さんと話しているが・・。

図書館にはまだ無く6月の岐阜市お得なpaypayクーポンでリアル店舗にて第一刷購入。永田和宏氏「人生の後半にこそ読みたい秀歌」読了。なかなか面白く愉しんで読め私の中では大いにヒットした。過去「近代秀歌」「現代秀歌」など新書も出されているがもう少しやわらかい内容。テーマとして老後と金、定年退職、死別の歌、食、酒のたのしみなどテーマ別に歌とその背景が解説されている。特に「酒のたのしみ」は読み物として面白い。やや難しい古語や漢字は辞書を引きつつ苦にはならないレベル。掲載歌人としては万葉から斎藤茂吉、新聞歌壇まで幅広く「うーむなるほど」「確かに」と生き方、感じ方、思いについて共感できる部分が多々あり。人生100年と巷に聞くが生物としての人間に老後という時間が存在するのは高々この100年くらい、伸びていく寿命にどう対応するかはまだ発展途上だと。人生の後半がいつからか?仮に還暦なら寿命の70%くらいになる。還暦を過ぎていよいよ老境入口に近い身として正に読者対象の年齢層にも合っている気がした。
「銀行の監視カメラに御辞儀して嬉しく下ろす初の年金」三ツ松秀夫
「惜しまるることなく去りし寂しさもあはれ一夜をすぎて静けし」大辻隆弘
「コロナ禍に送別会のあらざるがむしろ清(さや)けく花冷えを去る」吉川宏志
「母老いてそこより見ゆるわが町はあさにゆうべに老いばかりなり」小高賢
「今しばし死までの時間あるごとくこの世にあはれ花の咲く駅」小中英之
「わたしには七十代の日はあらず在らぬ日を生きる君を悲しむ」河野裕子
「かゆいとこありまひぇんか、といひながら猫の頭を撫でてをりたり」小池光