岡山の蝉

今日は甥の結婚式。学生時代にゆかりのある岡山で式を挙げるということなので朝、京都駅で岐阜から来る奥さんと合流。10時半に着き荷物を預けて岡山城に向かいます。駅前からヨーロッパの市街電車に似たトラムに乗って2駅で下車。昨夜の雨が残りサウナのようなジメジメムシムシ暑さです。礼服で歩くに汗がジュワジュワーと出て来ます。梅雨の雨で旭川という川も濁っていますがその向こうに岡山城の姿が見えてきます。烏城というだけに黒いです。はて、近寄って見るとコンクリートだと言うのがわかりそんなものか・・と思います。写真をパチリ。

あたりの観光客はどうやら中国の方のようで、この梅雨時期に日本の観光とは大変です。ふと茂みの中の蝉の声がかしましい。「今年初蝉だわ」と奥さん。とにかくジャンジャンとうるさいクマゼミですが長ーい呼吸のニイニが混ざりなんとも夏らしい微妙なアンサンブルです。川向こうの後楽園はとにかく広大な庭園で、菖蒲、蓮池、築山などあちこち見どころがあります。暑いので美作産の緑茶ときび団子のセット500円を1つ茶店で頼むと何と8割が氷の緑茶ではないですか!何?緑茶でなくて氷茶・・?美作産高級茶葉と言い何かわからん。この暑いのに飲むところ少ない・・不満。舌をぬらす程度に仕方なくちびちび。

駅前の結婚式場に戻ると既に来ていた兄姉夫婦に挨拶してそのまま式場へ。今回はまだ20代後半の姉の次男の挙式ですが、家族が会して話をする機会はめったになく貴重です。特にこの前結婚した姉の長男夫婦と話ができたのは良かった。やはり今日の若い人との会話はいいですな、それなりにしっかりした印象です。
それにしても姫路から岡山は本当に縁遠く(地理的以上)昔から来たことがなかった。今回後楽園を見て私としては学生時代に行った偕楽園、その後兼六園を見て3大庭園制覇の日でした。