八講師城跡の峠(53.8k)、日坂峠長者平峠(60.7k)メルカリ策

5月連休はカレンダー通り、特に目立った予定も無く淡々と過ごし間の3日間は通常操業。仕事は顧客側理由で納期が多少延びたことにも多少救われる。

「連休も開けぬことなしPCに煩うことが在宅勤務」
4月29日(月)関ヶ原の西、滋賀県の霊仙岳の麓に八講師城跡の峠道がいいという話を聞いていたので出かける。車で大垣の赤坂まで行ってデポ。6:30にスタート。美濃赤坂から中山道をひたすら西進し関ヶ原から今須峠を越える。今須の西に司馬遼太郎の「街道を行く」シリーズにも出てきた美濃近江県境の「寝物語の里」があり写真を撮る。柏原の宿から更に西進、一旦は醒ヶ井宿まで行って湧水と梅花藻を見る。いやーここの水路は一段と美しい。来た道を梓河内まで引き返し南側の山に分け入っていく。八講師城の看板を頼りに登っていく。杉の葉枝が落ちた道は10%程度の斜度が続き相当に長い。林業作業中のおじさんの横を抜けてそろそろ頂上かと思いつつ左足のビンディングのがグラグラしておかしいことに気がつく。うむっ、嫌な予感とともに左のビンディングがうまく外れず頂上に張ってある鎖の前でで転倒する。左足を見るとペダルと固定するシューズのクリートのネジが1つ落ちてグラグラになっている。やれ仕方なし、膝から出血するが大したことは無さそう。ここからは下りメインなのでビンディング無しでも支障は無いと思う。八講師城は更に登ったところらしい。正面に伊吹山が見えて眺望は大変良くいい峠に思う。道脇にワラビが何本も生えている。峠を下って中山道をデポ地の赤坂に無事帰還する。
52.8km 2:58:55 17.7k/h max37.8k 獲得943m
https://strava.app.link/2tfAct2SwKb

「なにげなき溝を流れる水わずか国を分けたる寝物語」

(県境、寝物語の里)

(醒ヶ井の宿)

「遠目にも山肌しろき伊吹山禿ゆく野緑食む野生鹿」

(八講師城トレッキングルート奥は伊吹山

5月4日(土)晴れ、連休後半は揖斐川上流の日坂峠と長者平の峠を周回する。このコースは約2年ぶり。車で朝鳥公園にデポ。半袖とレーパンにベストを着用し6:30にスタート。揖斐川沿いを上流に向かって久瀬、藤橋の集落を抜けて行く。道の駅の駐車場は結構混んでいて特にバイクのおじさん軍団が多い。最近この道の延長線上に福井に抜けるトンネルが出来たせいか・・。横山ダムの斜面を登って坂内に向かう。日坂峠に左折して急登が始まる。確か以前も大変な思いをしたが案の定今回も最後の激坂は30Tのギアを使い果たして何とか日坂峠に到着。仰向けになって休んでいる横を福井ナンバーの青い車が通って行った。やっぱり冠山トンネル効果か?。昔の揖斐高原スキー場貝月ゲレンデの跡を見ながら日坂峠を下る。三叉路で長者平に向かう道に右折すると工事通行止めのバリケードが出現。折角ここまで来たので何とかならんか?よく状況観察した後、自転車を担いでバリケードの横の隙間、幅50cmほどの溝の上を歩くことを決断。道は崩れて崖になっていてバランスを崩すと危うい。10mほどを歩いて道が崩れ落ちている区間をクリア。「危うきに近寄らず」普通ならこういうリスク避けるべきところ。ここから上は工事のせいで車も来ない坂道を延々登って新緑の美しい頂上にゴール。軽ワゴンが1台、工事中の看板を指さして「行ける?」と聞かれたので「車じゃダメですよ」と答える。ここから長者平方面にスーパーダウンヒル、30分ほどで春日村を抜けて行く。さすがに連休、ロードバイクと次々すれ違いながら無事朝鳥公園に戻る。60.72km 3:44:06 16.2k/h max49.5k 獲得1217m
https://strava.app.link/ZS4Rky5SwKb

(日坂峠)

(奥旧貝月ゲレンデ)

(長者平の峠)

5月3日(金)晴れ。義父の一周忌。葬儀が無宗教だったので法要など親戚一同のような儀式は無し。奥さんの妹殿が横浜から来て墓参り、義母の介護施設と巡る。義父の遺品の整理を春先から始めるものの膨大な量でチマチマやってられない。親類に引き取ってもらった後も残りは多く家具、座卓、床の間の置物、掛け軸、絨毯などコレクションに近いのが結構ある。仕方なく美術品商に来て見てもらう。以前は価値があったものも時代の流れで今は無価値になっているそうだ。一昔前は中国人がコレクターとしてこぞって買ったものも今は景気が悪くてダメらしい。国内では今どき和室が無い家も多く床の間が無くて茶器、置物、掛け軸類の需要が無いらしい。この手の価値についてはさっぱり自分は分からない。仕方なく、不慣れにもメルカリを立ち上げ花瓶など何点かを出品。ポツポツと売れたが一連の発送までの手間も煩わしく得られる益に比べてどうか・・?第一輸送費が高い昨今大物はムリ。口酸っぱく終活の徹底を言っておくべきだっと悔い残るが後の祭り感ヒシヒシ。果たして自分の時はもっとマシにできるか・・。