五月末から週末は天気が良く週末毎に平井坂峠など岐阜市北辺の峠をあちこち巡っているがメールでやりとりしている年上の知人はもっともっと走っていて、自分にとっては無言の圧と言うか励ましになっていて今年の走行距離は順調に延びている。
6月1日(土)、前週のはじかみ林道に続き今週は伊自良スカイウエイ周回に出かける。日の出が早くなり朝5時台に起きて5:57にスタート、サマーウエアでは少々風が寒いのでウインドベストを着用する。伊自良川に沿って上流に辿りスカイウエイ分岐まで1時間5分。獣除けゲートを通って閉めて本格的登坂開始。24:30で登頂。時刻7時半、朝の空気は澄んで四方の山々を見渡し深く深呼吸。実に良い峠です。少し休憩して峠の下り、苔生す山林の道で滑らないように注意を配る。外山集落に下りてから金坂峠を登って根尾川沿いに出て木知原から再度県道79号に戻り直して鹿穴峠を高速でダウンヒル、50k/h以上ですっ飛ばして平地に下りる。10時に戻ってくると今日は小学校の運動会なのか近所がかしましい。少子高齢のご時世、小学校の活気というのはなかなか貴重に思える。
67.17km 3:19:04 20.2k/h max56k/h 獲得770m
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6月8日(土)今週は少しハードな大茂山を目指す。5:45にスタートし忠節橋を越えて本巣から県道167号と79号を走る。最初の鹿穴峠を超えて金坂峠の途中から大茂山林道に左折する。この山岳路は厳しいのでギアを21Tから24T、その後27Tに入れて峠の頂上の分岐点まで登り切る。ここから始まる電波塔への激坂道の入口にあるはずのチェーンが今日は外れている。普段ここで一旦チェーンをまたいでスタートする必要があり難儀するが、今回はギアを30Tに入れて勢いをつけで登坂開始。最初の激坂はスムーズにこなすと狭い山道をスルスルと登り切りベストタイムが更新できた。ここからは富士山が見えることがあると聞いたが本当なのか??見えん。晴天の伊吹山を見ながら林道を下って木知原からは先週と同じく鹿穴峠を通って帰着、9:30。
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59.42km 3:08:50 18.8k/h max53.0k 獲得862m
(西方、池田山方面)
その日の午後、散髪に柳ケ瀬に行く。隣のビルの高島屋は7月末で閉店になるのでサヨナライベントが始まっている。姫路出身の身としてはデパ地下の御座候を買い貯めるため売り場に行ってみる。既に長い行列が何度か折り返していて、向かい側の列から不意に声を掛けられて見ると同じマンションのご老輩の方がマスクをしている。「今日はアンタひとりかぁ?」さすがに大声で話されると気恥かしいがどうやら同じ目的で並ばれているらしい。「これは冷凍すれば当分は持つでねぇ」・・「御座候と神戸コロッケに恵那川上屋さんぐらいは岐阜のどぉっかに残ってもらいてぇーとおもおとるんだわ。」言われ相槌を打つ。開店47年らしく生粋の岐阜出身者でもないが寂しいことに変わりなし。
「手際よく御座候を詰める手の無駄なき動き じつと見ている」
「感傷はそれほどでもなくデパートの最終セールの列に加わる」
6月22日(土)ようやく梅雨に入る。稀に見る遅い梅雨入りだそうで今年は台風も少ないような気がする。岐阜市では目立たず寂しい限りのインバンド客、オーバーツーリズムが激しいところは大変らしい。インバウンド客の偏りはこの前の山梨でも大いに感じたが、忍野八海や河口湖の混雑に比べ甲府市内はそうでもなかった。ニュースでは姫路城の入場料をインバウンド客向けに上げるとか・・。昔、スイスやドイツでは観光税?あるいは宿泊税や施設入場に別料金を取られたと記憶があるし数年前に北米ボストンで娘が泊まったホテルで料金に税が0.5泊分近く付加されていて世の中厳しいものと聞いた覚えがある。ヨーロッパの鉄道パス、やスイスパスなど外国人向けに媚びるようなディスカウント値付けではなかった。それに比べ日本のJRの新幹線含む外国人向け周遊パスは不当なくらいお得(最近までは特に)なのは何故か・・?これこそドル連動方式で良い気がする。別料金は公平を害するという意見もあるらしいが人気がある観光施設では諸外国でも一般的ではないか?と思い、また公平ならJRの新幹線周遊切符を邦人にも開放してほしいと思う。
「インバウンド凄まじかりきウイーンを想えば岐阜は静かなところ」
(ウイーン岐阜は姉妹都市とか・・)