大茂山(440m)富有柿ride、金華山DWのrun、健康診断、司馬遼太郎氏「奈良散歩」読了

今年の健康診断は業務の繁忙期をさけるため例年より遅れて12月11日に設定する。その日までの3週間くらいは脂肪の燃焼を加速するための重点期間として週一の運動に負荷を一層かけるようにする。
まず初めに勤労感謝の11月23日は大茂山に自転車ride。朝6:30にスタートし岐阜大学の横を通って県道91号から県道167号へトラバースし鹿穴峠を通って金坂峠の途中から大茂山方面に左折する。この金坂峠で一人のロードバイクに抜かれる。気にせずマイペースで大茂山の峠道を登って最後の電波中継基地への枝道の入口にあるチェーンを跨いで更なる急坂の滑りやすい松の枯れ葉を踏みしめながら登って無事にゴール。周囲はクヌギが多く枯れ枝になって紅葉は美しくもない。下りは慎重に根尾川の谷に向かって下っていく。国道157号で本巣、糸貫の集落を抜けながらこの地方が発祥の名産の富有柿を安く買うため道沿いにある無人販売店を見ながら帰る。値段は3,4個一袋の100円が最もお得。数人の高齢者が車を止めて物色しているところで柿を二袋購入する。辺りは柿の木畑が多く実をつけた柿林の道を帰る。
54.31km 3:07:07 17.4k/h 獲得747m
https://strava.app.link/me0mgA0rZFb

それ以降、毎週末に短時間でより負荷の大きいrunを中心にする。11月25日に続き12月2日も金華山DWにrun。このところ晴れつづきで少雨の気配がある。6時前にスタート、岐阜駅の東を北上し柏の杜公園から登坂開始、気温が低くて走りやすい。40分ほどで展望台到着、夜明け前でもう少し上に行って日の出の写真を撮る。早々に下り始めると、道の上の紅葉の色づきが良く里の秋も本番。旅の前後、9月、10月と走っていない間に同コースのstravaでローカルレジェンドは獲られた挙句、今は7回ほどの差がついてしまってあきらめムード。
10.12km 1:29:14 8:49/km 獲得149m
https://strava.app.link/YOWpIZ7rZFb

帰着後、掃除をしてから買い物に出かける。そのついでに里の秋を鑑賞するため、長良地区の雄日ヶ丘公園へ行って銀杏の紅葉を見る。この公園の銀杏は良いタイミングで色づきも良く美しかった。同じ長良地区にある山田珈琲に行って珈琲豆を購入する。安くはないがここの豆は香りも良いと思っている。今回は試飲した「オペラ」という豆を購入。山田珈琲から伊奈波神社近くのパン屋「かし是」を巡る自分らにとって黄金の買い物ルートを通って帰ってくる。昼食後に買ってきた焼きたてパンにコーヒーを淹れて細やかに楽しむ。

12月11日、問題の半日ドックが午前中に終わる。昨日は断食と献血までして臨んだ最も重要な体重測定は残念ながら300g去年を下回れずに終わる。良くは無いが300gは仕方ないとあきらめの心境。「これ以上太るべからず!」と厳しく奥さんから言われているが、仕事もストレスフルだとなかなか思うにまかせない。しかし、あのバリウムを飲む検査は不快さの割に効果が小さいようで意味に大いに疑問で来年から胃カメラに切り替えることを考える。

山茶花のよこにアカシアこの冬の稀なる暖をわけ合う如く」

「養老に雪雲かかりて風つよし銀杏公園そろそろ見頃」

(雄日ヶ丘公園)

司馬遼太郎氏「奈良散歩」を約3か月かかって読了する。祝園時代に奈良は近かったこともあって割と知っているので読みやすいかな?と思って始めたが、内容は仏教伝来と東大寺の華厳教の宗教史にまつわる記述が多く、いつもの紀行文的なパートが少なく四苦八苦。談山神社東大寺界隈など観光地としての知識はあったが春日大社興福寺藤原氏の社寺であったことを知る。インド大乗仏教の伝来、于?国(うてんこく)、二月堂の修二会など私には難しい内容だった。漠とした理解しか持っていなかったが天平時代に大陸との交流や渡来人によって大仏や仏教文化が形作られたことは自身にとっては新しい理解になった。それにしても、祝園6年の間に修二会(二月堂お水取り)を一度も見ずに終わってしまったことを少々悔やむ。