ちゅうとう骨折(1)

連休中の惨事について。
5/4早朝ロードで家を出発、岐阜を西方40km、坂内村の日坂峠方面へ
向かいます。横山ダムを回り日坂峠への登りもこなして揖斐高原スキー場を横手に九十九折りを下って久瀬村ダウンヒル。ここは御嶽山も見える景色の好い爽快な道で60k/h以上のスピードでアッという間に下り久瀬村から西平ダムへ向かいます。5月、汗ダラダラの暑さで西平ダムまで来たときに多少の集中切れか、石が転がっているのに気を取られた時、タイヤが小石に乗り上げガツンという衝撃でハンドルを持つ手が外れ体が宙に浮き路面にたたきつけられました。時速は20k台だったと思いますが、体は1回転してヘルメットもゴツンと衝撃を受けました。しばらく動けません。まだ生きている・・であれば、自動車が来ないような道ですがとにかく路脇まで自転車を引きづり体を見ると、左腕、大腿、すねから出血。特に左腕は出血ひどくみるみる腫れあがります。肘が痛い痛い。肘をさわってみるとグニュグニュしてます。「これは折れたのでは・・」。自転車を見るとチェーンは外れてますが幸い大きな破壊はなさそうです。信じれん。次はどうやって帰るか。電話して救急車・・これは大事になる。大事=会社への届け出=連休中の事故報告というパターンもよぎります。この事態でそもまで考えるか・・。呼吸が戻るまでしばらく寝そべって考えたあげく自力で右手で乗ってみることに。
左腕はだらんとしたまま、本当に帰れるか?わかりませんが。
右手でブレーキをかけながら坂道を下りヒア汗もかきながら必死の思いで揖斐の市街に入り近鉄で帰ることにします。走行距離既に80Km超。出血に破れたウエア姿はさすがに異様で、電車や駅でジロジロ目線が集まります。犯罪者に向けられる視線かも。電車を乗り継ぎなんとか岐阜まで戻りました。家内に助けてもらってウエアを脱ぐとますます悲惨な状況がわかりました。左腕がどす黒くパンパンに腫れ、腰、大腿、すねは広く擦り傷で出血。風呂に入って汚れを流すととても痛い!ホントよく帰ってこれたものです。まず休日診療の病院まで右手で車を運転していく。長く待った後の診断は「ちゅうとう骨折」ということで手術が必要だと。ここでの手術は無理なのでもっと大きな病院へ行ってくれと言われ、仕方なく家の近所にあるM病院へTELすると明日着てくれとの話。でずーっと転倒した時を振り返りながら病院の人気ない待合悄然として待ちます。骨折にふさわしい内出血の様相を呈しています。連休は終わった!残る日々は暗澹たるものになりそうです。