連日が猛暑日。気温と言うより私にとってはより湿度が問題で多少でも乾燥気味なら楽に感じるものの湿度計は毎日降り切れてHighを示している。多分にいい加減な湿度計測と思うが湿度が高いことは確か。TVもネットも間断無く五輪を放送していてメダルラッシュらしいが、ハテ、ウイルス感染者の増加は?と気になっても五輪ニュースにかき消されたか?扱いが小さいのでよーく探さないといけない。世の中一般の価値観はそういうものなのか・・?疑問に思うが、一方で感染者が急増している状況はある意味合理的な結果でその後の影響が長く尾を引くことと按ずる。
「ああまた、五輪にコロナ隙間なく市松模様でTVを占める」
先日、ワクチン1回目を特に問題無く終了。決まった盆休みは無くカレンダー通りの勤務。昼食に久々に名鉄岐阜駅付近のココ壱番行くとなんと閉店していた。確かに近くの飲食店の閉店をパタパタ目にするようになった。考えを変えて気分転換に4月に新しく出来た市庁舎の食堂に見学を兼ねて行くことにする。モダンなのかどうか判断のつかない外見で、映像で見る東京やその他でももっと斬新なビルは多いのではないか?どこか新橋の交通会館を連想した。18階建ての17F、15Fは展望フロアなので行ってみると、どちらも北側向きで長良川しか見えない。西の伊吹山、養老、揖斐山系は職務中の机越しに、同じく東は金華山、南は岐阜駅の高層マンションが明るく見える。2Fに降りて食堂へ行く。メニューは定食などもあるが量は必要なく地味にたぬきそばを食券機で購入、そのままオーダーが厨房に届くらしい。見れば食券機のところで列が出来るのとセルフサービスでメニューが出来るまでに少々時間がかかるフードコート的なシステムの様子。皆さん定食やカレーなどガッツリ系を選んでいるようで隣の図書館に来たらしい高校生や来館一般の人が多く利用していたが職員らしい人は少ない。自分にとっては十分でもたぬきそば一杯700円ではもう一つ社員食堂的お得感が足りないのかもしれない。
(リニューアル市役所)
(17階展望から図書館、長良川、百ヶ峰方面)
本日、早朝5:25スタート。金華山DWまでrun。スポーツマスクとサングラスでも往路はまだ日の出前で涼しさあり。柏杜公園からの登坂では既に厳しい暑さで以降は汗が止まらない。大気に水分の多い季節にして珍しく展望台から伊吹山がくっきり見えた。下り、マスク無し年配のオッサンを抜くとそのオッサンにそれ以降ピッタリ後ろに付かれたので意地になって速度アップし、空気感染リスクともども振り切り成功、徒労で汗も多く3キロ減量。ネコ通りにしまちゃんを発見。今日最高気温は39℃。
10.59km 1:33:50 獲得標高167m
https://strava.app.link/uR8cmOROHib
「灼熱の夏だ加納の野良猫よ、おまえが好きな秋はもうすぐ」
(見返りのシマ)
司馬遼太郎の街道を行くを読みつつ、TVの紹介で見た半藤一利「戦争と言うもの」を読み始め早々に読了する。平易な文章で読みやすかったことと、加えて自分の既知の部分が多かったこともある。ポツダム受諾、8月にふさわしい読み物と言えるが亡くなられる前の遺稿として若い世代(孫の世代)向けに戦争というものを語り伝えるという趣旨がある。1940年前後の、言葉やフレーズをピックアップし当時の思想の動きや世の動きを解説し戦争や群集心理の怖さを述べるといスタイルで14編。読んでいて、数十年前に「ノモンハンの夏」、「日本のいちばん長い日」を読んでいたことを懐かしく思い出した。ただ懐かしい、ではなく今回の読了感をしても自分の感じる問題の捉え方とは少し違っている、例えば南北朝正閏問題にしてもさらっと表面を流れている所などが消化不良的で突っ込み不足の印象を持ったことは当時も今も変わらない懐かしさを感じた。実際それ以来、著者の本からは離れて久しかった。この本は後記の部分で実の孫の方が編集されていることがわかるが、ここが最も著者にとって重要な部分だったと思われ、ある種満足感をともなっているところが明るく次の世代に向けてのご本人のメッセージなとなっているように思う。