干支の交代、金華山DW ride(22km)

在宅勤務は続く。ほぼ一月になる先週、祝園の部屋の状況を確認がてら車で往復、1泊2日。高速は関ヶ原から上って瀬田東で下りて瀬田川京都府では宇治川)沿いを走る田舎道。この道すがら立木観音という寺があり、その駐車場は結構な混み具合。陽気も良くなって我慢が出来ないのか?確かに沿道の梅は咲いて春の始まりも近い。ルート上の滋賀京都県境の峠を越えるのが少々楽しみで145kmを約3時間はあまり疲れず茶所の宇治田原から京田辺に下っていくと別世界に入った感じがする。部屋の中は良く保たれているが瓶に差した高野槇がまだ青いのには驚く。この生命力、11月上旬の高野山行の帰りの極楽橋駅で買ったもので、空気が浄化されるありがたいものらしいので買って水だけを替えていたがこんなに長持ちするとは思わず、しかも薄暗い部屋の中で。ちなみに半株を岐阜に持ち帰り挿し木にするべく鹿沼土に植えたが全滅。商品になるような植物として高野槇増殖作戦はなかなかうまくいかない。

2月2日の節分が終わって干支の交代と雛人形を飾る。例年のことながら一応、柄にもなく年中行事として豆まきなど行う。翌朝に家中とベランダも掃除して回るが数週後に何かの拍子にひょっこり豆がでてくることもある。

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本日は晴れて少し暖かい。午前、マンション総会を終わり1年の理事長を務め終える。昨今の状況を見るに変化が必要と防災強化など色々提案を行うも保守的な意見に消され消化不良となる。年を重ねた方々の多くに現状維持バイアスの保守な意識が強く少々寂しく、ある意味変化の乏しい日本的?構図かもしれず徒労感多し。午後、気分転換に今年初めて金華山DWに自転車で行く。岐阜公園付近は暖かいものの山道の風は冬のように冷たく時に強くペダルは苦しい。但し、久々で体は重く汗かき息があがる。帰宅後のシャワーでは手足が悴(かじかんで)いる。
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「西風に冷える体は意図もせぬ小用足せば電気が走る」
「われまさに 伊吹山より来る風のビルの谷間の一杭となる」

仕事、国内顧客向けチップの開発続く。インドの会社にアウトソースし、仕上げた後に台湾で流す予定。この最大のファンドリーと言われる台湾の会社は今、調子に乗っている?いや受注残急増で大変らしいが何とか5月予定の試作枠が確保された。今、自動車会社の半導体が足りないとか言われているがこの調子は一時的でもなく今後も車の電子化が進めば継続するように思う。聞けばもう一つの会社の方もキャパオーバーだそうで台湾恐るべし、あたかもワクチン会社のように独占的な立場になっている。数年前の流行り言葉、今も時々見かける「・・モノづくりの底力」という言葉も少し寂しく思う。あまり実態や根拠を伴わないイメージ作りかキャッチフレーズのために作られたもののようで、そもそもAIや通信プログラム分野が主戦場になりつつあるところに「モノづくり」という言葉が持つイメージは別種のような印象で世界的なムーブメントからの乖離を感じる。業務前の早朝には必ず散歩で体力維持に努める。とにかく在宅勤務は体力劣化が激しい。
「目をあわせ前を横切るクロネコの只生きることの哀しき瞳」

先日の2/9火曜に半日有休を取って「麒麟が来る」の大河ドラマ館を見に行く。岐阜人である奥さんはずーっと見ていたが、自身は最後の「本能寺と天王山は見てみたい」とTVに張り付くも何と本能寺で信長が死んでプッツンと終った。アレアレ・・変だ、光秀の最後・・竹林で竹槍で襲われ果てるシーンは??無い。これでは信長の最後ではないのか??と思ったところ。この歴史博物館で開催中のドラマ館、番組が全て終わった後の、「後の祭り」に平日は岐阜市民が只=キャッシュアウトしないというので行くことにした。当然ドラマが続いている途中に来館することを前提としているので「この続きは番組で見てくださいネェー」という見世物が多かったが、期待していた以上に良かったのは近所の加納城、鷺山城の歴史など馴染の土地の歴史が勉強になって良かった。40万人来場を期待していたのがコロナで20万人になったとか、少々貢献すべく土産物を何個か購入する。

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(歴史博物館)

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金華山方面)