罪と罰 ドストエフスキー読了

5月から読み始めた罪と罰の1、2、3巻をやっと読了。読み始めて「これはマズイぞ、この手の文章ダメかも」と思いましたが何とか年内に最後まで行きました。遅読の私にしてめでたしめでたし。
ロシア文学か、ドストエフスキーなのか、兎に角この小説は会話ばっかり多くて話の筋もよくわからん。「刑事コロンボのような・・・云々」という書評、宣伝?とドストエフスキーというネームバリューで読み始めてすぐそれはだいぶ違うという後悔が、その印象は高低波打ちながら最後まで続きました。慣れというか、分かりにくさと言うべきか・・・。ロシア正教とかコミューンというものが多少わかり、ポルフィリー予審判事の心理的な追及など面白いところがあったのが救いでした。加え読書ガイドにあとがきがまたずらずら、芥川龍之介の小説1篇くらいに長くわからん部分も多々。余勢をかってカーラマゾフ、悪霊・・と進もうとは思えない。で、次はドメスティックで正統派純文学の遠藤周作、深い河を借りてきました。これは苦労することなさそうな気がする。


大掃除にクリスマス間近、かみさんがクリスマスリースを飾りつけました。師走、年も押し迫った感あり。

榁木峠(268m)暗峠-東(455m)

10日(日曜)は娘の自転車と部屋のカーテンレール修理のために蛍池に行くので今週は祝園滞在。9日(土曜)は夕方京都に行く以外は予定が空いているのでずーっと前から気になっていた、暗峠へお試しヒルクライムに行くことにします。ここは全国屈指の激坂で有名。
酷道308号で最大傾斜37°とか言いますが・・それは大阪側だったりするものの奈良側も普通の峠以上にに厳しい登坂道。前、車を持ってきたときに少し入口から入ってその狭さに驚き引き返したことがあります。夜で周囲が見えなかったこともありますが。今回は普段乗り用クロモリのクロスバイクで挑みますがロードに比べて重さ倍以上(18kg?)はあるので登坂が非常に苦しいものが予想されます。なので、できるだけ近道と地図を見て163号ではなく生駒市登美ヶ丘から学園前を抜けて308号に入るルートを選びました。
8:45スタートし学園前、聞いてはいましたがここは結構な住宅街です。大学横を抜けて街はずれまで行って迷いながら308号を見つけて入る。この308号はとても国道とは思えない田舎道。畦道と間違うような狭路に早くも登坂が始まり気合を入れ、追分と言うところを過ぎる。斜度もかなりあるのでてっきり暗峠の入り口と思ってましたが大間違い、やがて峠の頂上に着いてオカシイと思って見ると暗峠はまだまだ先。ここはハッキリ表示してない峠らしい。何ともトリッキーな道路ですが後にここが榁木峠268mと判明し意図せず1個の峠ゲット。何せ308号山間部は写真のような狭いコンクリート舗装が多い。

そこから急坂を下るとやっとこさ南生駒で暗峠の入り口に到着。酷道とは言ったもの、相当に狭く危ない道のようで暗示的な看板がでています。既にかなり足を使った感じですがもう11時は予想をはるかに遅い。14時には帰りたいので少し焦りながら登坂開始。入口付近の狭い住宅路地を抜けると一気に広いアスファルトになったらまた狭くなる。そこからはおなじみのコンクリートの○印路面は激坂です。両脇に住宅がありますがここで生活するのは大変じゃないか?と思っている暇もなくダンシングで登坂中に下から軽トラが来たので避けてストップ。いやー斜度がきつく途中からは乗れません。そこからは乗って下りてしつつやがて見通しがきく所で峠の頂上が近いところに来ました。最後も結構激坂で有料道路の下をくぐって石畳と茶店が見えてゴールです。ホーホー、ヘタレの私にしてよくぞです!

この峠の不思議なところは、よくまぁと言える悪路にして結構な車やバイク、自転車、歩行者の通行が多い。茶店にはサイクル女子会かカラフルなウエアの女子集団が写真撮ってますし登山姿の人も茶店にたむろしています。感心感心。危ないと思えるのが車で勢いよく通りますね。標高や路面に関しては岐阜の峠はもっと良好な峠が多いですが茶店や住宅があることはほぼ無い。車に出会うことが稀なケースもあります。
大いに寒いので茶店でぜんざい500円をすすりながらご主人のお話。
「やっぱTVニュースで勝手に宣伝してくれるからありがたいことですわ」とのこと。激坂もここまでくると商品価値大ということです。奈良の方には遠く若草山が見えます。帰り、暗峠の卵というのがあるようですが本日売り切れでした。

帰りは163号から登美ヶ丘方面へ帰りました。この道を使うのがセオリー通りなんでしょうがこの周辺一般的に起伏が多く帰路にしては苦しい道のりでした。
51.2km 3:37:39 獲得標高1035m
https://www.strava.com/activities/1307410950

10日、午前、娘のところに行く前に実に何十年ぶりに西宮の叔母のところに立ち寄る。そのついでに電車からしか見たことがない武庫川の松の植えてある土手を少し見てみる。ここは閑静な住宅街に接した河川敷に自転車道もある景色のいいところです。
梅田で娘の誕生祝いのランチをして刀根山の部屋の自転車修理、カーテンレール修理を終えて無事19時に帰着。結構疲労蓄積モードかも。年が年なので疲れは明日出ずに2日後くらいが一番どっと出る。

さても悲しき健康診断

11月24日は連休の谷間、ここに健康診断を入れてこの4日間は岐阜で過ごします。3回連続で同じ所の半日ドックを受けて今年で4回目。健保の補助で無料になるからですがデータの継続性と連続性が重要なことも理由です。
健診に先立ち今年は期するものがある。
「あらそのお腹、またデブったんじゃない」というかみさんの辛辣な言葉を聞き流してはいても、データ上は70.8k⇒7.18k⇒72.7kとこの3年上昇傾向。まずい、デスクワークがいけないのか・・?自転車乗りにして体重増はたとえ100gでも悪です。兎に角、ことしはこの連鎖を断ち切るべく健診数週前から炭水化物を減らし、普段は走らないのに体に負荷をかけるべく週2回は5kmほど走って家のタニタ体重計ではデータ上71k台になるようにしました。「数値が全て、やればできる」準備万端で前夜から絶飲食で本番です。
当日受付で結構待たされ今日は混んでいるとかで少しイライラ。最初に検尿に血液検査、その後なぜか胃のX線に行けと言われる。ハテ、バリウムは最後じゃないの?と思う間もなくX線の部屋に入れられ係りのお兄さんが嬉しそうに発泡剤とコップ一杯くらいのバリウムを手渡します。「待てよ待てよ。体重測る前にバリウムなんぞ飲むとえらく増えるぞ。」不安と混乱に意識が乱れつつも台はせりあがって頭が下に。げっぷも我慢しつつ台の上で2回転しろと言われ慌てて1回余分に回り過ぎる。ここでメタメタになったせいか後の血圧も160-95とかで私にしては高い。「うん少々高いですが気を付けてくださいね」と女の係りの人。問題の体重測定で「私は重金属のバリウムを飲んだ」と申し出ると「大丈夫ですよ、服の分もあるので500gほど引いて計測しますから」とのこと。服は500gかも知れんがバリウムは300-400gあるんじゃないか??結果72.7k、ああ力が抜ける。
この一瞬にかけた寒い中を走ったあの数週間の努力は何だった?健診後に軽めの昼食が出され、ポワーンと釈然としない気分で窓外に寒々と雪を被った伊吹山を眺る。
私の疑問はその後も尾を引き、その次の日はポテチなど含め結構暴飲食をしたにも関わらず体重計では72.1kではありませんか!ますますもって体重測定の段取りの疑問、納得できません。
さて26日日曜日に岐阜の鵜飼ミュージアムでやっているフェスタとついでに毎年見ている夕陽丘公園の銀杏を見に行きました。鵜飼ミュージアムの前は何度も自転車で通ってますが来たのは今回初めて。目当てのマフィンは売り切れでしたが、代わりに愛知は大治のコヒー屋さんのコヒーをいただきました。グアテマラだそうでまずまず。寒暖差大きいので銀杏もまずまずの色です。

TOJ美濃トークショー

ツアーオブジャパンの3rdステージは美濃市になってますがこのほどトークショーがあるそうで息子の希望にて整理券をもらいに行きました。うだつの上がる街並み美濃。めったに行くこともないのですが天候は冬型で岐阜によくある晴れてはにわか雨が断続的に降り続く寒い空模様なので観光する気にもなりません。整理券はTOJのコース近辺のレストランでももらえるので昼食のついでに出かけました。すっかり初冬の里風景になった長良川沿いにレストランはあってチケットはめでたくゲット。12月3日、どんな話になるのかわかりませんが、栗村さん、新城幸也さん、砂田さんなどが来られるのはめったにないことなのでサイクリストにしては興味あるいい機会だと思います。

百ヶ峰(320m)ほっこり冬支度

秋が駆け足で去って行く。
週末の天候不順続きにてサイクル出撃する暇もなくシーズオフの気配です。天気の良い日にイベントが重なったこともありますが10月、11月で走行距離の伸びは非常に悪く最低レベルではないか?例年は10月末に1500m級、11月中旬に1000m級、11月末に700m級の峠を目指して走行するところがあっと言う間に11月になって冷え込み既にスキー場の話題が出始めている始末。あれあれ今年は急にシーズンが終わった感じです。
その間、わずかに行った11月3日の百ヶ峰の記録。三田洞側登り23:12で記録更新。何故かこの年になって少しづつ記録が上がってきました。腰痛もまずまず悪くはないし、走行履歴のSTRAVAはこの点便利なツールで励みにはなります。一方で峠ハントはさっぱりでした。やや色づき始めた百ヶ峰の木々に弱く夕日が当たって日没近し。急いで下るも長良川温泉付近で伊吹山方面に日没。金華山では伊吹山に日が沈む写真を撮るカメラマンが増える時期ですが長良川沿いから見る日没もちょっと感傷的に美しい。
29.98k 1:41:14 17.8k/h
https://www.strava.com/activities/1258948221

最低気温が8℃を下回るようになった今週月曜、早くも伊吹山の頂上が白くなってました。けいはんなの精華大通りも例年のようにかかし祭り開始。今年は流行りのゴーグルをかぶったキャラクタが出てきました(名前?)。ハロウインが終わったらまだ1カ月以上前ですがスーパーには早々にクリスマスツリーが現れ、住宅街の家のドアにもリースが飾られはじめてます。今年は何でもカンでも早い早い。大通りのメタセコイヤも色づき始め今年はゆっくり紅葉シーズンというのが無いような気がします。

かみさんの実家から柚子を大量にもらい数個を残してジャムにすることにしました。市販品のようにはいきませんが余計な甘味料など入ってない甘さも控えめでまずまずの出来栄えでした。


冷えてきた岐阜のメディコスでほっこり、こんなチラシが配布されているそうです。根っからの岐阜人でもない私はこの手の岐阜バンザイ的なものとは距離を置いているつもり・・?ですが名探偵コナンにも登場して最近チラチラと露出頻度が高くなっているのが一応気になっています。

台風雨の二ノ瀬峠(420m)出撃とカメムシ

週末に台風が来て週明けに去っていく、よくあるパターンが続いています。このところローラー台トレーニングをやってきたので二ノ瀬峠の記録を確認したいと息子の要望もあり、台風がまだ九州の南のハズ、今のうちに・・と車に2台の自転車を乗せて出発、長良川右岸を走ります。
天気が崩れないと言うわずかな期待も崩れ、養老山地が近づくと雨が本降りになり麓の南濃町役場では鬼のようなダーダー降りです。
ウゥ神よオラタチを見捨てたか・・。車を降りたとたんにずぶ濡れになり、そこからは開き直りの気分にて1回は仕方がないので登ることにしました。それにしても道路は川のように水が流れています。二ノ瀬峠入口信号からスタート。息子は早々に雨の中に消えていきます。こんな悪条件では記録もへったくれもないので無事頂上へ行くことだけ考えて登りましたが、結果としては意外にも自身としては最速だったようです。息子も前のクロスバイクのタイムからは大きく時間短縮できたようでまずまずで雨の二ノ瀬峠で笑顔。彼にとってまだ3回目で留学後は初めて、コースプロファイルが頭にないのでアッと言う間についてしまったようです。
400m付近では雲海のようにガスで覆われ雨に加え寒さもあってサングラスが曇りはく息は白い。こんな大雨のヒルクライムは初めてですし、ハッキリ言って狂人サイクリストもいないだろうと思いましたが、下り始めると2人の外国人が登って来るではないですか!オヨヨ、目を疑いつつ「hello fine day!」と皮肉な挨拶に「Hello! so fine」とギャグな返事に笑いながら登って行きました。うーん、台風前の超大雨の中二ノ瀬もとうとうインバンドの国際化ですか。
家に帰ってからは雨に濡れて汚れたバイクのお手入れ。道路の水というのは黒ずんで汚いのでよく拭き取らねばなりません。
https://www.strava.com/activities/1239648769
17k 1:16:00 

このところ雨続き。祝園の洗濯物は大ピンチでなかなか気持ち良くパリット乾かない。平日の天気の良い日を狙って夏用のタオルケットを干しました。夜取り入れるとポツポツとなにか付いてます。ハテ?動きだすので冷静に見るとカメムシではないか!しかも数匹でなく裏にも10匹以上。「おいおいブレイモノめ!」慌てて掃討作戦開始、シラミツブシに部屋から追い出しました。みだりに殺生は忍びなくティシュでつまんで放り出す。昼間暖かいタオルに居ついたのだと思われます。それにしても異常に多くないか?
後日、新聞で今年はカメムシ大発生と書いてありました。ついでに雪が多い前触れとか・・ホントかどうか怪しいですが。カメムシ、敵か味方か?と言うと敵です。なんとも言えぬ強いにおいで好きになれません。早々に寒くなりだしたので今年は雪が本当に多いかも・・。


大茂山2(450m)

10月の連休は初日7日の天気は今一、昨日、今日はまずまずの予報だったハズ。にもかかわらず今朝は厚い灰色の雲、既に雨の降った後か地面が濡れています。調子ばっかりで原稿読みの天気お姉さんの言うことあてになりませんわ。
今日は大茂山450mを目指します。ここは2度目で前回、約1年前は根尾川沿いの外山から登坂しましたが今回は昼には帰っておきたい時間制約もあるので逆の金坂峠側からのアプローチ。前は頂上へ行く閉鎖路に気が付かず素通りしてし下ってしまいましたので今度は間違いのないように・・と。岐阜の忠節橋から北上、本巣に入って山間に入っていきます。秋深し、丁度稲刈りをやってます。最初に勾配がきつくなるのが鹿穴峠、そこをクリアし次の金坂峠に入ると大茂山方面への左折を見逃がしてはいけません。ここは車も通らない人里離れた田舎道です。谷底に落ちる、クマに襲われるなどなど可能性はありますがそのようなケースでもほぼ助けが来ると思ってはいけない雰囲気。さて登坂最初から濡れた路面、いや水流になってます。挙句は落ち葉や苔で後輪のトルクでスルッと滑り前に進まない。立ちごけも嫌のでゆっくりペダルを踏み込みしのぎます。何とか日当たりの良い尾根まで出るとやがて鎖で封鎖された道路が現れます。慌てず鎖を跨いでまた登っていくと葉や枝の落ちた整備されていない道路ですが結構な傾斜が長く続く。15%以上だぞ、ヘアピンを抜けて現れた厳しい激坂で足を着いてしましました。実はもう数十m踏ん張れば頂上だったようです・・アーアトホホ。
11時回ってるので休む間もなく下り快調に飛ばして帰ります。
本巣の道路脇は富有柿の産地でもあるので無人販売で3個200円を購入。ずしんと少々重いですが後ろポケットにねじ込んで帰ります。
なんだかんだ言いながら標高450mは二ノ瀬峠レベルになりますが最大斜度は二ノ瀬以上と思います。
51.99km 2:54:24 17.9k/h
https://www.strava.com/activities/1221909244

昨日は市民大運動会に信長祭りいつもより人の賑わいがありました。天満宮付近を散歩するとリュック姿の年配男女がゾロゾロ歩いています。世の中高年は元気だ。見ると岐阜中山道17宿ウヲークラリーだそうで西は今須、東は馬籠まで。暇つぶしに歩くも結構な距離です。スタンプラリーになっていて17宿全部ハンコを集めると1万相当の特産品が2名に当たるというもの。2000円相当が40名なのでこちらちょっと期待値高。その他1000円以下と景品があるようです。
もっとも私は自転車ですが西は滋賀の多賀大社近くの高宮宿から東は長野の野尻宿までを走破しています。いつかは京都から岐阜までを走破したいと考えてますが、南信州以東となると難しいです。

加納のカネタタキ

台風18号通過で天候不順な3連休は濡れた路面では自転車にも行けずもっぱら運動はウヲーキングです。一気に咲き始めた彼岸花加納城址から清水川沿いを歩いて天満宮で一礼。秋の気配にしっとりした空気の街路を歩くと家の庭や茂みから「チッチッチッ・・・チッチッチッ」とかすかな音が聞こえます。
今のマンションに移って来た最初の秋の夕方、かみさんがベランダで「あの小さい音・・何かいるぅ?」ハテサテこんなマンション上層階にして不思議な怪しい音。にしても、声は聞こえど姿は見えず、どんなんかなぁと音を頼りにググってみるとどうやらカネツキ虫(正:カネタタキ)と判明。そのお姿は緑鮮やかマツムシ、ウマオイ系でも鈴虫、コウロギ系でもなく、冴えないカマドウマ系に近い陰湿ぽい恰好でがっかりでした。
虫、その昔、子供が小さいときに自転車で山道にいたキリギリスを捕まえて持ち帰り飼ったことがあります。きれいな緑色の体、キリリとした顔、籠の中でで最初は可愛らしく切れのある声で鳴いていたのが慣れてからはやがては夜中まで鳴き続ける睡眠妨害魔に変身し閉口したのを思い出します。意外にもカネタタキは加納界隈のあちこちの路地で聞こえますがその鳴き声はかそかで静謐、秋の夕暮れにコウロギ系との輪唱マッチしてますね。
虫の音を聞きながら加納宿場跡を歩くとやや狭い路の向こうに大きなマンションが建つのが目に入ってきます。ここ最近特に建築ラッシュで変化も速く毎週末帰ってくると少しづつ周辺の様子が変わってます。大きな空き地はマンションに小さい空き地は家か駐車場になるようで、JRも不動資産の現金化ということかもしれませんが長い間空き地になっていた社宅跡も住宅とマンションになるようです。
今の時代人口増は悪くないですが・・・なんでこうもバラバラに建つとねぇ秩序がないなぁと・・。ドイツやクロアチアの小さな街のの写真を見ると建物のポリシーや統一感があって美しいなぁと思います。多分外見だけで判断してはいけない、メリットデメリットはあるにせよ本当に統計(GDP)の数字が示すほどこの国って豊かの?と思います。
さてかみさんと娘の東欧視察旅行の土産、チョコとハチミツ、ジャム、グミ。そして私が敢えて頼んでおいた自転車用グローブは少しお高かったようです。

在宅勤務父子生活

盆を過ぎて今週の水曜からググッと気温も湿度も低下。明らかに湿った高温の小笠原気団から大陸性のモンゴル気団の高気圧下に入ったもの思われますが湿度の違いがこうも快、不快に影響することを思い知ります。だとすると、毎日予想湿度も天気予報で知らせるべきではないか?と思いますが。
かみさんは娘と約2週間の東欧視察(旅行)に出てまして先週から高校の始まった息子と私2人の父子生活状態です。どうなるやら?と思いつつ・・2週間の在宅勤務を認めてもらい岐阜で毎日孤独に仕事を時計の秒針のように正確にやってきました。
起きて朝食、掃除、息子のお弁当、昼休みに買い物、天気が良いので布団干し、洗濯片付け、夕食の用意、明日の弁当の準備と夜まで続く仕事+家事。朝から休むことなくコマネズミのような一連の業に夜の洗濯を終ると情けなくもグッタリきます。自分一人ならもっと簡単に食事するのだがぁ・・・、口に入る材料は大切だし下手な外食、中食用の総菜は味が濃くて最低限に抑える。。となると料理の仕事量は大きくて果たして困ったのは明日の弁当のメニュー・・・ゥゥ?まだ祝園で単身赴任やっているので私は少しマシだったかも知れません。おまけに息子が体育の時間に腰痛になり休んで医者に診察となって暑ーいその日は戦場の如くです。
この1週間強、在宅勤務をマジにやってみると家事両立の大変さわかります。これが先進的在宅勤務のあり方とは思いませんが50を過ぎて腰痛持ちの身として案外大変で若い時のようにはいきませんね。ふー、世の中の働き方改革では働き手の不足解消の目的で75歳まで働けとか言われてますが机上の空論で本当にみんなできるの?と思うんですが。
でも、翻って今の自分を見てみると息子もやがて家を出ていく時が来る、単身赴任生活が続く私にとって今回のような2人の父子生活はそうそうない機会で、実は貴重な時間かもしれない、ありがたいこととも思います。
さて、LINEでアドリア海沿岸の風光写真が夜になったらポツリポツリ届きます。ホウ・ホウ・ホウ、いいもんです。こちらのご両人は何かとトラブルありながら切り抜けてそろそろ旅の終わりに近づいているようです。

桧峠(983m)

昨日は姫路へ盆の帰省予定でしたが強烈な渋滞にハマって豊中でギブアップ。盆の時期に車で移動は改めてアホだったなと思い知りました。普通は電車を使いますが幸運にも最近渋滞にハマることはなかったのと家族4人で行くとコスト的にパーになるので少し甘かったですね。豊中で娘をピックアップし万博のララポートで昼を取ってそのままUターンです。このUターンも彦根の事故渋滞と散々でした。
今日は疲れを押して6時に起きて郡上大和の道の駅にデポ。そこから石徹白方面の桧峠を目指します。朝から周辺道路は混雑してます。盆だから?息子とローテーションしながら走行ですが逆風25k/hは結構足使います。R156から県道314の分岐で私は一休み。キャニオンはまだ試運転で今日はエスケープの息子は休まず即登坂、坂道に姿が消えていきます。私は無理せずえっちらおっちら登り急な九十九折を超えて頂上ゴール。ここは3回目で前回は石徹白から九頭竜湖を周回した時です何年も前の話。息子は石徹白に下りて登り返しましたが私は足の消耗でウイングヒルズで折り返します。980mと言っても涼しくないなーと思って白鳥に下ると昼頃で更に溶けるように暑い33℃。しかも激しく渋滞。自動車の排熱も嫌なもんです。どうやら白鳥にも郡上に似た徹夜踊りがあるそうで盆踊り恐るべし。

54.4km 3:13:40 16.9k/h
https://www.strava.com/activities/1130714097

混雑の郡上を後にして昼食は岐阜の加納は城東通りにある「岡田屋」でスパゲッティ。ここは何度も来ていますが街中にしてバイクスタンドのあるこのお店はサイクルジャージで入るとサイクル好きオーナーのはからいでアイスコヒーをサービスしてもらいました。しばらく談笑し感謝です。